からあげ
私は家族の中で誰よりも、今日何食べるかを考えて生きていると思う。だから、冷蔵庫にある食材は常に把握している。最近は買い物も私が主導なので、何を作るか考えるのにあまり時間がかからなくなった。
それなのに、一昨日冷蔵庫を見ると、何もなかったはずのチルド室のすみっこに「鳥もも肉(唐揚げ用)」が。もう慣れたことだが、これは、からあげをつくって!という母からのサインなのだ。でも、一応聞いてみる。
「ママー、鶏肉なにに使うん〜?」
「あーそれね、からあげしてもらおう思って」
やっぱりね笑
我が家の食卓にからあげが並ぶ時はだいたいこの前置きがある。
私が作るからあげは母の大好物。生姜、醤油、酒、みりんでこだわりのツケダレを作ることもあるけど、ドレッシングビネガーに下味をお任せする時短レシピも結構使う。
そして、絶対欠かせないのは片栗粉と米油。テフロン加工の鍋にうす〜く油を引いて、蒸らしながら両面を丁寧に揚げていく。
なぜかわからないけど、私がからあげを揚げるのは夜〜夜中が多い。それなのに、揚げ終わると母と妹のアジキキが始まる。そうしてからあげは減っていく。
でも、揚げたて熱々のをハフハフしながら食べるあの時間がたまらないのよね〜。
今日のお昼ごはんは、からあげ定食。
もちろん、前置きとアジキキがあった上で。